臨終に「お礼を言えなかった」と後悔したくない

Posted by 愛しい人 | 夫婦の悩み・すれ違い | 火曜日 17 11月 2009 11:05 AM

先日、放映されたテレビ番組『エチカの鏡』の中で「死ぬときに後悔すること25」という内容のものがありました。

そのタイトルからして極めて重いものを感じます。

実際「趣味を持つことができなかった」「故郷に帰ることができなかった」「家族を大切にすることができなかった」など、臨終を前にして後悔した事例をまとめたものですが、その中に「大切な人にお礼を言えなかった」という事項がありました。

永く連れ添ってきた妻に、一言「ありがとう」が言えなかった、というもの。
番組内で紹介された事例は、結局最後まで言えず、医者に伝言を頼んだというものでした。実際、本人が亡くなってから医師より奥さんへ「実は伝言があります。ありがとう」。
しかし奥さんは、そういう性格の夫だと分かっていて、感情を押し殺します。

何と、奥ゆかしい夫婦でしょう。

そういう「お礼が言えない」世代の夫婦があります。
サザエさんの「波平・舟」夫婦でしょうか。

しかしそれは、一昔前のことで、最近の世代の夫婦関係においては、なかなかそうもいかないようです。

前回の記事でも書きましたように「ありがとう」のたった一言が、人間関係をスムーズにし、夫婦の悩みも随分と解消される、とても気持ちがいい使いたい言葉なのです。

人間、誰にでも「ほめられたい」「よく思われたい」という欲の心があります。これを名誉欲と言います。
親鸞会の法話では、仏教で教えられる5つの欲の中の一つとして、よく教えられることです。

相手が誰であれ、たとえ子供であっても「ありがとう」とお礼を言われると、悪い気がしません。

「ありがとう」は、「あなたのしてくれたことが、私にとって役に立ちましたよ」という意味が込められています。
そう、「あなたは、私にとって大切な存在なんですよ」と言っていることに等しいのです。

夫が妻に「お前は大切な存在なんだよ」とは直接言えなくても、「ありがとう」の一言は言えるでしょう。

死というものはいつ訪れるか分かりませんが、臨終に「お礼を言えなかった」と後悔はしたくないものです。

「ありがとう」の一言で、夫婦の悩みも和らぐ

Posted by 愛しい人 | 夫婦の悩み・おしどり夫婦になるには | 月曜日 2 11月 2009 1:52 PM

ありがとうの一言

「ありがとう」の一言ほど、美しい響きを持ち、また便利な言葉は無い、と言っても過言ではないでしょう。

何気ない一言ですが、「ありがとう」……使ってますか?

親しき間にも礼儀あり、とも言われますが、夫婦の間こそ、この「ありがとう」の一言を、努めて使いたいものです。

ここで説明するまでもなく、「ありがとう」は「お礼」の言葉です。
男性にとって、家事や育児は女性がやって当たり前、と思っていると、妻に対する「ありがとう」の言葉が出てきません。
「男子厨房に立つべからず。男が料理できるもんか。仕事で疲れて帰ってくるんだから、女は食事を作って当然だ」
こう考えているBさんは、朝食、夕食時に「食事を作ってくれて、ありがとう」という一言など、言ったためしがないそうです。

しかし、女性が家事を行うことは、男性にとって「当たり前」ではありません。
特に、共働きの家庭ほど、非常に気を使わなければならないことでしょう。

奥さんは奥さんで、パートなどの仕事だけでなく、育児に家事に体力と時間を注ぎ、大変な苦労を重ねています。
その労をねぎらうことがなければ、ストレス、イライラは蓄積していくばかり。
時として、その溜まったマグマが爆発して、凄まじい夫婦喧嘩になることもしばしば。

そうなる前に、「ありがとう」と一言、かけてみてください。

「食事をつくってくれて、ありがとう」
「洗濯してくれて、ありがとうな」
「いつも子供をみてくれて、ありがとう。おかげで仕事に打ち込める」
などなど。

「ありがとう」と言われて、嫌な思いをする人などありません。
奥さんのイライラも、その一言で必ず軽くなり、夫婦の悩みも和らぐことでしょう。

もちろん、ストレスの全てが解消される訳ではありません。一家の主として、夫は家事や育児に積極的に向かいましょう。